藁について学ぼう。藁の作業と縄ない。

3月8日(水)なまはげ館にて実施。
講師は、福留 純枝さん
昨年も、藁細工づくりを体験しましたが、今回は、藁細工づくりの前段階。お米の藁の状態から、脱穀、しべ取り、藁をたたいたりする作業。藁細工の準備と藁の活用法について座学と縄ないの方法について学びました。
藁の保存方法、藁を活用について学んだことを、次年度にいかしていきます。

R4年度 ハタハタ寿司づくり

1回目:塩漬け作業

1月13日(金)脇本公民館にて実施。
冬休み中ということもあり、釣りや魚裁き好きな小学生男子3名が集まり、ハタハタの頭切りと塩漬け作業に挑戦しました。
講師は、秋山協子先生。
先生から、頭の切り方、内臓の取り方のレクチャーを受けて、一人ずつ頭切りに集中。塩漬け作業も、最後まで丁寧に仕上げることができました。次の週から学校がはじまるため、作業はこの回のみの参加になりましたが、来年はぜひ全部の作業を一緒に作業したいです。

2回目:酢洗いと酢漬け作業

1月18日(火)脇本公民館にて実施。
市役所の地域おこし協力隊の方も参加してくださいました。県外から移住された方です。
みんなで丁寧に酢洗いから。昨年も参加された男性の方も、手慣れた手つきで作業していました。酢で丁寧にあらった後は、ハタハタを3等分くらいに斜め切りして、また酢につけます。

3回目:本漬け作業

1月24日(火)脇本公民館にて実施。
前回に続き、地域おこし協力隊の方や、魁新聞の記者さんも参加されました。
本漬け作業に必要な笹の葉をきれいに洗う作業からはじまり、具材のカット、調味料の計測後、具材とハタハタをたたんでいきます。初めての体験の方が多かったので、みなさん質問しながら楽しそうに作業されていました。

ハタハタ寿司試食会

3月1日(水)脇本公民館にて実施。
実際に作ってみたハタハタ寿司を持ち寄り、試食してみました。
新たに地域おこし協力隊の方2名の方も参加してくださり、秋山先生のハタハタ寿司のおいしさに感動されていました。若い方たちにこのように試食していただいたり、体験していただけた事が嬉しかったです。

ダシの取り方とみそ汁づくり講座

R5年1月20日(金)実施。

講師は、食育インストラクター 山王丸 由利絵さん。
ごはんとみそ汁、発酵食品でもあるみそ汁の一杯が毎日の元気につながります。昨年、自然農で育てたお米で麹をつくり、みそ作りをしました。そのみそを使い、今回はダシの取り方から、手軽にできるみそ汁の作り方の基本を教えていただきました。

 煮干しのダシの取り方。煮干しは丸ごと、1リットルに煮干し7匹くらい投入し、弱火で30分位煮出す。前日の夜から水に入れておくと便利です。煮干しを取り出してから、具材を入れる。最後にみそをいれますが、みその風味を消さないように、みそを入れたら煮立たせないように。また、風味が無くなるので、その時に飲みきる位の量にするのがオススメだそうです。
 かつおぶしと昆布の、一番ダシ、二番ダシの作り方。まずはダシの味見。どんな昆布やかつおぶしがオススメなのか、お料理の用途など、いろいろ質問しました。
 一番ダシでつくったほうれん草のお浸し、二番ダシでつくったお味噌汁。煮干しで作ったみそ汁。ごはんと共に試食をしました。外国から来たお母さん。育児中のお母さん。普段みそ汁をほとんど作らない方もいましたが、ダシのおいしさにみんな感動していました。
 実際に作ったミソ、もう少し熟成させて味わっていきます。また来年もミソづくりチャレンジしたいです。

イネと雑草の観察と学びの会

令和4年11月12日(土)13時~ 脇本公民館と脇本稲荷下(通称 茶の水)

⑴ イネの観察と学び
・秋田県立大学で、雑草学の研究をされている教授 露崎 浩先生から、イネの生態についての座学と、実際のイネを観察しました。

・イネ(稲)といえば、稲荷神社ってなぜあるの?
 観察する田んぼの横にも稲荷神社があります。お稲荷さんといえば、キツネですが、キツネは、お米を食べる野ねずみを襲うので、稲の神様の使いになったという言われを説明していただきました。
・イネは、いつから作られたの?
 縄文晩期より前に、南方から熱帯のイネ(熱帯ジャポニカ(陸稲))がやってきて、定着したそうです。他にも、じゃがいも、大豆、ひまわり、ナス、レモンなど、どの時代に日本にやってきたのかを考えました。

・稲が育っていくためには、どんな生育環境が重要なの?
 気象(光、水、湿度、空気など)、土壌、生物と教えていただきました。実際に田んぼで観察する時、光、水、温度、空気を測定する機器を使ってみました。

⑵ 田んぼに行って観察してみよう。
葦で遊ぼう。 ⇒ 葦笛、葦で書道体験
葦って何?のお話を聞いたあと、実際に、葦笛、葦ペンなどを試してみました。

田んぼの湧き水(茶の水)を持ち帰り、二酸化炭素の量を調べてみました。

他にも、草あそび、学びのコンテンツなど、露崎先生のHPでも紹介してくださっています。               

感想としては、普段知る機会がない稲や植物について学ぶことができ、親子で貴重な楽しい時間だった。またぜひ参加してしたいとの感想も聞かれました。

改めて、来年度の田んぼ作業、田んぼの周りの植物の観察が楽しみになりました。