昔ながらの米づくり

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開墾

私たちは2021年3月下旬、休耕田だった田んぼの開墾作業を始めました。

水路堀り

田んぼの草や木を刈ったら、田んぼの周りと縦に2本、スコップで水路を作りました。
田んぼに水が行き渡るようにします。

苗床づくり

種まきに向けて、田んぼの中に苗床を作ります。
畳2畳分くらいの周りをスコップで掘っていきます。

種の芽出し

種の芽出しは、種まきの10日前位に行います。種籾を水につけて、毎日1回水をかえます。米の先から白い芽が出てくると種まきOKです。

種まき作業

水を切った種籾を苗床にまばらに蒔いていきます。

種を蒔いたら、水路を作るときに掘っていた土の地中側の土をふるいながらかけます。(動画参照)
表面の土には雑草の種があるので、地中深いところの土の方が適しています。

田植え

紐に40㎝間隔の印をつけ、それを棒に巻き付け、田んぼの両側に立てます。それを目印に、苗を植えていきます。

苗は鎌で十字に切り込みを入れたところに1本差し込み、手で押さえます。(動画参照)

畔塗り

田植えが終わったら水を入れます。
田んぼに水を入れると、畦から水が漏れている箇所がわかるので、畦塗りをします。

夏は草取り

夏は日々除草の時期です。1本ずつ植えた苗が分けつしていきます。

8月になると、出穂=穂が出はじめます。そうなったら、田んぼには入りません。

稲刈り

9月に入ると稲穂も実り黄金色になっていきます。ササニシキは、あきたこまちより遅い9月中旬頃、水切りします。
そして10月に入るといよいよ稲刈りです。

脱穀

脱穀は、コンバインをお借りして行いました。流れ作業で脱穀とワラを集めます。

来年の準備

雪が降る前に、来年の為の苗床の準備をします。
苗床に落ち葉、田んぼで育てた藁を敷きました。
田んぼで育った雑草、藁も、すべて田んぼに返すのが自然農の基本です。