令和4年11月12日(土)13時~ 脇本公民館と脇本稲荷下(通称 茶の水)
⑴ イネの観察と学び
・秋田県立大学で、雑草学の研究をされている教授 露崎 浩先生から、イネの生態についての座学と、実際のイネを観察しました。
・イネ(稲)といえば、稲荷神社ってなぜあるの?
観察する田んぼの横にも稲荷神社があります。お稲荷さんといえば、キツネですが、キツネは、お米を食べる野ねずみを襲うので、稲の神様の使いになったという言われを説明していただきました。
・イネは、いつから作られたの?
縄文晩期より前に、南方から熱帯のイネ(熱帯ジャポニカ(陸稲))がやってきて、定着したそうです。他にも、じゃがいも、大豆、ひまわり、ナス、レモンなど、どの時代に日本にやってきたのかを考えました。
・稲が育っていくためには、どんな生育環境が重要なの?
気象(光、水、湿度、空気など)、土壌、生物と教えていただきました。実際に田んぼで観察する時、光、水、温度、空気を測定する機器を使ってみました。
⑵ 田んぼに行って観察してみよう。
葦で遊ぼう。 ⇒ 葦笛、葦で書道体験
葦って何?のお話を聞いたあと、実際に、葦笛、葦ペンなどを試してみました。
田んぼの湧き水(茶の水)を持ち帰り、二酸化炭素の量を調べてみました。
他にも、草あそび、学びのコンテンツなど、露崎先生のHPでも紹介してくださっています。
感想としては、普段知る機会がない稲や植物について学ぶことができ、親子で貴重な楽しい時間だった。またぜひ参加してしたいとの感想も聞かれました。
改めて、来年度の田んぼ作業、田んぼの周りの植物の観察が楽しみになりました。